【1/28(日)】黒い読書会・小林多喜二『党生活者』読書会

小林多喜二『党生活者』読書会
1/28(日)16時~ 政治鍋18-19時頃~
2/28(日)16時~ 政治鍋18-19時頃~
3/10(日)16時~ 政治鍋18-19時頃~
4/21(日)16時~ 映画「党生活者」 政治鍋18-19時頃~

読書会:500円 政治鍋:2000円

日本共産党やプロレタリア文学運動への弾圧が強まり、
1932年3月から小林多喜二は地下潜行を余儀なくされる。
そんな「党生活」の中、書き上げたのがこの「党生活者」である。

満州事変勃発と同時に軍事工場と化した「倉田工業」。
出征した労働者の補充と、パラシュートやガスマスクの増産のためにこの工場では、
600人もの臨時工を「厳重な調査」もせずに募集する。
日本共産党員の「私」はここに、他人の履歴書をもって潜り込むことに成功する。

「私」の任務は軍需工場の生産点でこの戦争の本質を労働者たちに暴露し、
労働者たちを党の周りに終結させることである。

しかし、同僚の共産党員が逮捕されてからは工場に出勤することはままならなくなり、
外部から「残った同志との連携をヨリ緊密に」することで活動することしかできなくなる。

「個人的生活が同時に階級的生活で有るような生活、私はそれに少しでも近けたら本望である」
と、生活の全てを党のためにささげる決心だった「私」だが、ゆがて
「人間の意識的努力には限度がある。一切の個人的交渉が遮断され、
党生活に従属されない個人的欲望の一切が規制される生活におかれてみて、
私がなめて清算しようとして、それがこの上もなく困難だったそれらのことが、
極めて必然的に安々と行われていたのを知って驚いた」
という境地にまで達するに至る。しかし…

主催:名古屋アナキズム実践道場
場所:LGBTIQA Mix Dining&Bar Queer+s (名古屋市中区栄4丁目13-18 栄スパークビル5階)
参加費: 16時~読書会:無料(ただし1ドリンク代500円) 18-19時頃~政治鍋:2000円
課題図書: 小林多喜二『蟹工船・党生活者』角川文庫(会場にて販売・貸出あり)

*テキストは角川文庫を用います。皆で読み合わせていく読書会です。事前に読んでくる必要はありません。

【1/28(日)】黒い読書会・小林多喜二『党生活者』読書会

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