当店にもよく来ている、レインボーなごやの仲間が岐阜県の選挙管理委員会にたいして、選挙のお知らせハガキからの性別欄の削除や、戸籍上の性別と見た目の性別が異なる人への投票所での対応への配慮を求める申し入れを行いました。
申し入れの様子を各社が報じています。

LGBTに配慮を 支援団体、県選管に申入れ(中日新聞)
2017年10月6日
 衆院選を前に、性的少数者(LGBT)の支援団体「レインボーなごや」(名古屋市)が5日、県選管に対し、有権者に送る投票所の入場券に、男女の性別を記載しないことなどを求める申し入れ書を提出した。
 心の性と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の人たちは、入場券に記載された性別と外見が懸け離れて見える場合、投票所での職員の本人確認の仕方に、不快感を覚えることがあるという。
 この日は、戸籍上は男性だが、女性として生活する八百津町の自営業、山口晴加さん(31)ら4人が県選管を訪問。入場券の性別記載欄の撤廃と、職員の対応の配慮を求めた。
 県選管は側は、入場券は各市町村が担当していると説明し、「市町村の担当者との会議でも申し伝える」と応じた。
 県内の各市町村の選管によると、大垣、羽島両市を除くほとんどの自治体で、入場券に性別が記載される。山口さんは「しっかりとした対応が広がれば、積極的に選挙に参加しやすくなる」と理解を求めた。(兼村優希)
20171006_岐阜選管申し入れ・中日新聞_日付あり

衆院選入場券の「性別欄なしに」LGBT支援団体県千巻に申し入れ(岐阜新聞)
2017年10月6日
 衆院選(10日公示、22日投開票)に絡み、性的少数者(LGBT)の支援団体「レインボーなごや」(名古屋市)が5日、岐阜県庁を訪れ、投票所入場券に性別欄を書かないよう県選挙管理委員会へ申し入れた。
 申し入れたのは、出生時の性と自身の認識する性が一致しない「トランスジェンダー」の自営業山口晴加さん(31)=加茂郡八百津町=、共同代表の山口徳明さんら4人。入場券に性別欄を載せないことや投票所での名前の読み上げに配慮を求めている。
 和田真吾書記長に申し入れ書を手渡した山口さんは「選挙権を行使しやすい環境にしてほしい」と投票所での配慮を要望した。

20171006_岐阜選管申し入れ・岐阜新聞_日付あり

投票の本人確認時、LGBT配慮を 支援団体(毎日新聞)
2017年10月5日 23時22分(最終更新 10月5日 23時22分)
 性的少数者(LGBTなど)の支援団体「レインボーなごや」(名古屋市)は5日、岐阜県選挙管理委員会に対し、衆院選の投票所で本人確認時に配慮をするよう申し入れた。
 申し入れ書によると、昨年7月の参院選で愛知県蒲郡市の投票所職員が、戸籍上は男性だが女性として生活している団体メンバーに対し、周囲に聞こえるような声で戸籍名を読み上げるなど不適切な本人確認があったと指摘した。団体には岐阜県内で同様に暮らすメンバーがいるため、岐阜県選管に衆院選投票での配慮を求め、投票所入場券の性別欄をなくすよう要望した。
 申し入れ書を提出した岐阜県八百津町の自営業、山口晴加さん(31)は「性的少数者も選挙に参加しやすくなるような環境を整えてほしい」と話した。【岡正勝】
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171006/k00/00m/010/184000c
20171006_岐阜選管申し入れ・毎日新聞_WEB

レインボーなごや・岐阜選管に性別欄撤廃と配慮を申し入れ・各誌報道

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